教会の暦から

ただいま受難節(レント)

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わたしたちの教会暦はいま、受難節の中にあります。 キリスト教会では、イエス・キリストのご受難(十字架上の死)を記念する週(受難週)の前40日間を、受難節(レント)いいます。イエスさまが私たちの罪を負って受難されたことを覚え、罪を悔い改める日々です。受難節の最初の日(水曜日にあたります)を「灰の水曜日」といい、今年は3月6日がこれに当たります。灰をかぶって悔い改めの儀式を行ったことから、こう名付けられています。また、この日から“物忌み”に入るので、その前に楽しく過ごそう、というのが、リオのカーニバルなどで有名な「カーニバル」と言われる行事です。
受難節,受難週が終わると、キリストの復活を祝う復活祭(イースター)。今年は4月21日です。。

〔いくつかの箇所で,ホームページ担当の一信徒の考えを書かせていただきました。〕

日本人は、とても宗教心豊かな民族だと言われます。ご先祖様、故郷の自然、稲などの作物、動物……。いろいろな物の中に、私たちを優しく包み、見守ってくれる神様・仏様を感じ、私たち生きている人間とこれらの神仏とが互いに“大切に思うこころ”でつながっている、という感覚でしょうか。いろいろな神仏がおられますから、どういう時にはどの神仏とつながれば良いのか、気配りも必要です。日本社会の縮図ですね。
ところが、たとえばブラック企業のように、私たちに対して“大切に思うこころ”を持たない者が現れたとき、どの神仏に頼みに行けばよいか、わかりません。世界全体が再び“大切に思うこころ”でつながり合って「和」の状態に戻るまで、ただ待つしかないのです。自然災害が起きたときも、弱者切捨ての政治が行われたときも、同じです。
キリスト教は、一人の神様が私たちと会話してくださいます。この神様は、「私はあなたたちを愛している」、「あなたの助けを求めている人を愛し、助けなさい」と語り続け、この言葉にできるだけ従おうと決心した人たちを助けてくださいます。仲間と協力してブラック企業と闘う方法も見つけさせてくれます。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」という聖書の言葉は、見守るだけではなく、はっきりとご意志を示してくださる神様だからこそ言えることだと思います。
キリスト教も、ご先祖様、自然、動植物なども大切にします。神様が創られたものだからです。その神様の力が、“聖霊”として感じられ、前向きの力を私たちに与えてくれるのです。(これも,ホームページ担当の一信徒の考えです。)